ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

これでコンテンツマーケティングの鬼?ブログを継続するためのコツ。前半【no.0639】

 このECMJブログも630回を超えたということで、一応「続いている」ブログの中に入れても良いのかなと思っています。

 毎朝6時更新、1コンテンツあたり1,500文字を目安として、630日間続けてきました。目的は、ECMJとしての考え方の「情報発信」です。同じようにブログを活用して情報発信がしたい、自社のサービス・考え方を認知してもらいたい、潜在的な顧客にリーチしたい、という会社さんは、昨今多いのではないでしょうか。いわゆる「コンテンツマーケティング」ですね。(若干、性質が異なるかもしれませんが)

 そこで、ブログを続けるコツを私なりの視点で書いていきたいと思います。

 まず重要なのが、ブログを書く時間を取ることでしょう。ECMJブログの場合は毎日更新ですから、基本的には毎日ブログ執筆の時間を取らなければいけません・・といっても、実はいくつかブログを溜め書きしています。常備しているのは3-4本です。急に体調が悪くなるかもしれませんし、朝から晩まで予定が入っていることもありますので、それを見越して貯金をしているというわけです。

 とはいえ、どこかで毎日のブログを書く時間を設けなければいけないわけです。私の場合、1,500文字のブログを書くのに30~40分の時間がかかります。途中で書くのに詰まることも計算して、1コンテンツあたり60分の時間を取っています。これをスケジュー帳に2ヶ月先まで入れてしまっているのです。なので、2ヶ月先まで「いつブログを書くか」の日時が決まっているんですね。

 ブログを書く時間ですが、最初の頃は3時間くらいかかっていました。長くこのブログを読んでくれている方は覚えているかもしれません。「ビールの売り子の売上を最大化する」みたいなブログがあったと思います。あれは、1コンテンツ2,000文字以上と少し長めなのですが、1つ3時間くらいかかっています。なので、時間を取るのが大変でした。書き慣れてくると徐々に時間も早くなり、現在は30~40分、という感じです。

 「文章を書く」という作業は、基本的に効率化はできないものです。「慣れ」によって時間を短くすることは可能ですが、1分で1,500文字を書けるようにする、というようなシステム処理みたいなことはできません。ですから、サックリ言ってしまえば、「寝る時間を削る」か「遊ぶ時間を削る」ことで時間を捻出することになります。私の場合は、早朝(7時前後)に書いていることが多いです。あとは、アポイントとアポイントの間ですね。「ほっとコーヒーでひと息つく時間を削る」ということです。

 まあ、ブログを続けるためには、なんとしても「時間を取らなければいけない」ということですね。

 次にネタです。ここは以前「ブログを継続するための、『ネタ』に対する考え方」というブログで詳しく紹介をしました。細かい理屈については、そちらのブログを参考にしてもらうとして、私として訴えたいのは「あまり気にしなくて良い」ということです。ブログのネタが面白いか否か、視点が鋭いか否か、顧客目線なのか否か、以前のブログとかぶっていないか否か、全部それほど気にしなくて良いと思います。それを最初から気にしていると、「続ける」ことなんてできません。

 ブログを、1コンテンツ1,500文字くらい書かなきゃいけないし、定期的に更新をしなきゃいけないし、内容のレベルも上げなければいけない。そんな3つの条件を最初から満たすのは無理です。1歩1歩ステップを上がっていかないと、続きません。では、この3つのうち、まず優先するのは何かといえば、「定期的に更新をすること」だと思います。続きは後半に。

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。