株式会社ECマーケティング人財育成は、Eコマース事業の売上アップとチームの人財育成を両立させる、コンサルティング&コーチングの会社です。

データを分析することとの本質は、「要因の整理」。【no.1199】

前回のつづきです)

 データは「同一期間同一条件」で「定期的」にその比較をおこなうこと、が鉄則です。

 データは過去のデータと現在のデータを比較し、その変化を探すことからスタートします。データの変化が見えたら、そこにどんな原因が隠れているかを検討します。原因にはふたつの種類があります。「内的要因」と「外的要因」です。データ(=結果)と原因(=要因)の整理をおこなっていってください。

 過去のデータ、現在のデータがあれば、未来のデータが生まれます。たとえば、一週間ごとで集計しているデータならば、前週のデータがあり今週のデータがあれば、翌週のデータも生まれます。この未来のデータに向けて、自分たちがどんな原因を作り出していけばいいのか。それを考えることが次のステップです。

 過去のデータと現在のデータを比較し、変化を探す。その変化の原因を整理する。そして、未来のデータに向けて、新しくつくる原因を検討していくのです。

 未来のデータに向けてつくる原因は「=施策」です。施策を決めるための材料になるのが、過去の「内的要因」と「外的要因」ということになります。

 過去のデータ、現在のデータとその原因を整理したときに、効果が数字に表れていることに関しては「内的要因」の継続、もしくはブラッシュアップです。効果が数字に表れていない「内的要因」は、再検討かストップになります。まったく新しい「内的要因」を加えて、その効果を検証してみるのも大切なことです。

 「外的要因」は自分たちではコントロールできません。ただ、「外的要因」が起こったときに対応・対処をすることはできます。地震はいつ起こるのかはわかりませんが、地震が起きたときの対応・対処を決めておくことができます。この準備をしておくか否かで、市場の風向きが変わったときにすぐに乗っていけるのか、それとも見逃してしまうのかが決まります。もちろん、前者でありたいところです。

 以前に整理した「内的要因」と「外的要因」を元に、次の施策と対処・対策を決め、実行をします。翌週、未来のデータが生まれるので、今度は現在のデータと未来のデータを比較します。この時にはすでに、現在のデータは過去のデータとなり、未来のデータは現在のデータとなります。そしてまた、データ分析の最初に戻り、過去のデータと現在のデータの比較とその変化を見つけるところからスタートしていくわけです。

 データを比較し、変化を見つける。その要因を整理する。次につくる原因を考え、実践する。データを比較し、変化を見つける。ECMJコラムでお伝えしている「実行数値管理表」「商品別販売実績管理表」「ブログアクセス管理表」、いずれのデータ分析ツールもこの理屈によって成り立っています。データを分析することとは、データを見ることだけではありません。本質は「要因の整理」にあるのです。ここを理解していないと、データという宝の持ち腐れになってしまいます。

 最初の月商100万円を目指すならば、日々の「実行数値管理表」をきちんと記しておくこと(=毎日、エクセルを作成する&成果を議論する15分間の時間をつくること)、商品数を増やすこと、週に一度「商品別販売実績管理表」を作成しその要因と次の施策を議論すること、この3つを徹底してやり切ることが大切です。

 これらがきちんとできていれば月商100万円にグッと近づくことができます。最初に説明した通り、月商100万円を広告を使わずに達成することができれば、月商2,000万円の芽が出たといっても過言ではありません。

 つづく。

★ECMJは無料の定期セミナーを開催しています。次回の予定・詳細はこちらから。
 営業目的のセミナーではありませんので、安心してご参加ください。


(2) Comments

  1. Pingback: データ分析とは、「過去のデータ」と「現在のデータ」の比較【no.1185】

  2. Pingback: 「商品別販売実績管理表」を使って、「ヒット商品の原石」を見つけよう。【no.1206】

Comments are closed.