ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

新刊:市場の変化を読んでEコマースを突破せよ!~「買いたい人」より「売りたい人」が多い時代の戦略~【no.1234】

 今日は新刊のご紹介です。

 早くも「ECMJ流!Eコマースを勝ち抜く原理原則」シリーズの第六弾が発売になりました。第五弾の「Eコマース”売れる”チームづくりのポイント!」が1月27日の発売でしたので、かなり短いスパンでの発売になります。今回もアンテナハウス株式会社の小林社長に多大なご協力をいただきました。小林社長、ありがとうございました!

 さて、第六弾ですが「市場の変化を読んでEコマースを突破せよ!:~「買いたい人」より「売りたい人」が多い時代の戦略~」というタイトルになりました。Eコマースの市場は2010年前後から、「買いたい人」より「売りたい人」が多い時代に変化をしています。また、この15年の間に通信の発達やスマートフォン・SNSの登場、データ分析の進化などがありました。市場の変化から、Eコマースの原理原則を読みとろう!がテーマです。

 では、少しだけ目次と内容を紹介させて下さい。

第1章.三方よしのマーケティング
 近江商人の「三方よし」の考え方をご存じの方も多いと思います。インターネットの発達、SNSが登場したことにより個人が全員メディアになる世の中になりました。誰でも世界に対して情報発信ができる時代です。これからは「バレなきゃOK」は通用しません。「三方よし」の考え方が、デジタル時代のマーケティングの軸になるのではないでしょうか。

第2章.市場と競争原理
 インターネットのビジネスがこれまでのリアルのビジネスと決定的に異なる点は、「商圏」がないというところではないでしょうか。商圏がないということはチャンスが多いということもさることながら、半永久的に競合が増え続けるということとも同義です。Eコマースの世界も、この15年間で完全に「買いたい人」より「売りたい人」が多い時代になりました。

第3章.事業成長のセオリー
 インターネットの世界は情報が真似されやすい世界でもあります。隣の店が同じ商品をいくらで、どんなサービスをつけて販売しているかを瞬時に知ることができます。大切なのはスピード感です。データの裏付けと直感による「選択と判断」の早さがその勝ち負けを決めることになります。「課題を全員で時間をかけて議論して」という会社にはインターネット事業は向きません。

第4章.ネットショップ店長時代
 大学卒業後、フリーターを経て、ネットショップを運営している会社に就職をしました。私がネットショップの店長(責任者)をしていた6年間は、まさに「売りたい人」より「買いたい人」が多い時代から、「買いたい人」より「売りたい人」が多い時代に市場が変化していった時期でもありました。成功の記憶も失敗の記憶もこちらに紹介しています。

第5章.Eコマースの市場の変化について、改めて振り返ろう
 私がEコマースの世界に足を踏み入れたのは2005年。楽天市場のサービスがスタートしたのが1997年ですから、8年も後のことでした。市場の変遷としては2004年~2005年からの理解になりますが、ネットショップの店長として感じていた変化、コンサルタントとして感じている変化を書き連ねています。

 上記の5章の他、「プラットフォームの話」「海外展開」「インターネットの既存事業への活用に一工夫」「オムニチャネル」「あなたをプロの世界にいざなう『魔法の薬』」の全10章が収録されています。ECMJ流!の他5冊とも合わせてどうぞ!

【POD版】市場の変化を読んでEコマースを突破せよ!~「買いたい人」より「売りたい人」が多い時代の戦略~
【kindle版】市場の変化を読んでEコマースを突破せよ!~「買いたい人」より「売りたい人」が多い時代の戦略~

 おわり。

 

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。