著者:石田 麻琴

ついにB美さんを「データ上」凌駕しそうなアイドルが現れた! 【no.0159】

(前回のブログを読まれていない方は、まずこちらからお読みください)

【前回までのあらすじ】
 アイドル芸能事務所「マイドル」を立ち上げた石田さんは、「メガネ歴女」の人気投票オーディションサイト「マイドル」を立ち上げた。200人の候補者の中からA子さんとB美さんをメインにしようと考えたが、データ分析の結果、B美さんを全面的にプッシュすることにした。B美さんの認知が高まるにつれ、「マイドル」の認知も高まっていったが、「B美さんの人気が落ちたら・・」という不安もあった。そこで、B美さんを中心としたグループ「B美さんとマイドルズ」を結成し、「マイドルズ」の2人を新たにオーディションすることにした。そして「マイドルズ」の最終投票イベント会場に石田さんが呼んだのは・・B美さんのファン100人だった・・

 水道橋ラグーアで行われた「マイドルズ」オーディション最終投票イベントは大盛況でした。特に、結果発表後のステージにB美さんが現れたときの歓声は、隣の野球場でサヨナラホームランが飛び出したときの歓声よりも大きなものでした。会場に集まった100人が選んだ「マイドルズ」の2人こそ、「B美さんのファン」が選んだ、「第二、第三のB美さん」です。彼らが「マイドルズ」を応援しないはずがありません。イベント後の、マイドルズ応援グッズ売り場は長蛇の列になりました。大成功です。

 看板アイドルであるB美さん、そして、第二第三のB美さんというべき「マイドルズ」が現れたことで、「マイドル」の尖りがより強くなりました。信者・フォロワー・B美ノフと表現される、熱狂的なファンの層が現れました。まず、世間的にも認知があるB美さんからサイトにエントリーをしてもらって、「マイドルズ」を知ってもらう。さらに、第四第五第六のB美さんをオーディションすることによって、ファンに選択肢を与え、細かいニーズを満たす。そんな「ハマる」流れができるようになりました

 B美さん、第二第三第四第五第六のB美さんとマイドルのアイドルをキャラクター付けているうちに、ついに突然変異が現れました。第七のB美さんとしてピックアップした、D菜さんでした。B美さんからエントリーしたマイドルの会員は、B美さんを応援しつつ、第二第三第四第五第六のB美さんにほぼ均等に人気が分かれていきましたが、第七のB美さんとして露出したD菜さんが現れると、サイトに訪れるファンの63%がD菜さんのページを見るようになりました。新しいスターの誕生です。

 石田さんは迷いました。ここは、B美さんに「お疲れさん」と言い、D菜さんをナンバーワンに上げるのか、B美さんとD菜さんの2本柱でいくのか、それともD菜さんを「B美さんの妹」扱いするのか。それをやったときに、第二第三第四第五第六のB美さんはどうなるのか。三日三晩、不眠不休で考えた末、石田さんはある決断をしました。「そうだ、全く別のブランドとしてD菜さんを売り出そう」と。「メガネ歴女」のオーディションサイトである「マイドル」とは異なるドメインである、「マイドルvega」というサイトを立ち上げ、「メガネ納言」の看板アイドルとしてD菜さんを売り出すというのです。「メガネ歴女」は戦国時代をイメージしてエッジを立てていましたが、「メガネ納言」は平安時代をイメージしてエッジを立てることにしました。スポーツもなぎなたではなく、けまりを行います。

 この「メガネ納言」人気投票サイトをスタートするにあたって、石田さんに、また新しい悩みが生まれました。「メガネ納言のサイトを誰に管理してもらおうか・・」。「メガネ歴女」・「メガネ納言」のサイトを両方とも石田さんが管理するという方法も考えたのですが、石田さんは新しい仲間を採用することにしました。

 「だって、●●じゃん・・!」。そのとき、石田さんはなんと言ったのでしょうか?

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