著者:石田 麻琴

ネット広告の掲載回数は、コントロールできるのか?【no.0327】

(2014年のコラムのリライトです)

 ネットショップ運営者のときの話。(前回はこちら

 Yahoo!ショッピングのショッピングモール広告の効果をよりアップさせるには、掲載回数を増やすか、もしくはクリック率を改善するか。そして、その両方が実現すれば、大きな成果が期待できるわけです。

 まずは、掲載回数を増やすにはどうしたらいいのかを考えました。が、これって、ネットショップのいち店長である自分がコントロールできることではないんですよね。自分がサウスセンターという広告を選んで、どんな画像とどんなテキストで広告を入稿するか、この部分は自分でコントロールできるところではあるんですが、その広告が何回掲載されるかはアウト・オブ・コントロールなわけです。そもそも、掲載回数はYahoo!ショッピングに訪れる人がどれくらいいるかに大きく関わっているので、出店者側の範疇ではないわけです。ですから、ここについては、風まかせ、というように思っていたのですが・・

 ちょっと待てよ、と。サウスセンターという広告は、トップページに8枠同時掲載(1度に8つの広告がページに掲載されること)されるけれど、販売しているのは16枠。つまり、16の広告の中から、ランダムに8つの広告が同時にトップページに掲載されることになります。この場合、同時掲載8枠に対して、販売広告枠が16枠であり、広告の表示率(トップページに出てくる可能性)は50%。Yahoo!ショッピングに訪れたお客様のうち、半分に対して広告が表示されていることになります。でも、もしもです。16枠広告が売られているのにも関わらず、8枠しか広告が売れていなかったら、100%の表示率になるのではないか。そんなことに気づきました。

 こうなると、いま現在、トップページのサウスセンターに表示される広告枠がいくつなのか、が激しく気になってきます。Yahoo!ショッピングのトップページを開いて、ブラウザの更新ボタンを何度も押して、表示される画像が何種類あるかを手元で計算します。すると、「うわっ!12枠しか売れていない」。そう、実はサウスセンターの広告枠は完売していなかったのでした。(ちなみに、数字はよく覚えていないので、仮の数字だと思ってください)

 これがわかると、できるだけ表示率が良い時に広告を買いたいというのが心情です。そしてこの理論はサウスセンターの広告枠以外にも使えますから、いままで「イケてない」と思っていた広告でも、表示率次第ではサウスセンターよりも成果が出る可能性があるわけです。では、なんとかして、「どのくらい広告枠が埋まっているか」、それを知る方法はないかと考えました。もしもそこまでの情報を掴むことができれば、効率性が良さそうな広告を選び放題です。

 考えたのは、「Yahoo!の担当さんに直接聞く」という方法でした。しかし、「いまいくつ広告枠売れてますか?」とまともに聞いても答えてくれるわけがありません。ただ数回チャレンジしている間に、何となく聞き方がわかってきました。これはあくまで私流のやり方ですし、当時のYahoo!ショッピングの担当の小平さんとの関係があっての方法だと思うので、参考まで。どんな方法か、さらっと言ってしまうと、先に私の方から要件を小平さんに伝えてしまうんですね。「この広告ならこの条件でやります。その広告ならこの条件でやります」と。それを伝えた上で、「条件に合う広告があれば、購入したいのでご連絡ください」という感じです。そうしておくことで、広告の購入状況を聞かなくても、電話がかかってきた時点で「条件に見合う広告だろう」という判断ができるわけです。あくまで参考のひとつとして。

 そんな感じで、できるだけ掲載回数が見込める広告を選べる状態に少しずつ近づいていきました。次回は、クリック率をどうやって改善するか、ですね。

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3 コメント

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