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これはもったいない!植松エンジニアリングはすぐに自社ホームページを!【no.0799】

 これはもったいない!植松エンジニアリングはすぐに自社ホームページを!

 チャンスはある日突然やってくる・・

植松エンジニアリングのホームページはどこに?

 11月28日、ボクシングの世界戦で木村悠選手が世界タイトル奪取を果たした。相手のペドロ・ゲバラ選手はメキシコ期待のチャンピオン。事前の予想からすると金星での勝利。それもあって、試合後のニュースやWEBの記事をみたという方も多いと思います。

 この木村悠選手は都内の商社に勤めるサラリーマンボクサーとして有名。試合前は「商社マンボクサー、世界に挑む!」的な打ち出し方をされていました。そして試合後も「商社マンボクサー、世界タイトル奪取!」のニュースが発信されていました。防衛戦では「商社マンチャンピオン、防衛戦に挑む!」が話題になると思われます。

 そこで気になるのが、いったいどこの商社で働いているのかということ。一部のニュースには出ているのだが、「植松エンジニアリング」という専門商社らしい。「植松エンジニアリング」を存じ上げなかったので検索してみたのだが・・

 植松エンジニアリングのホームページが見当たらない!!!

木村悠選手はとんでもない広報活動をしてくれたような・・

 もしかしたら見逃しやなんらかのブロックがかかっているのかもしれない。みなさんもぜひ「植松エンジニアリング」と検索して欲しい。最初に出てくるページが「ソリマチ業務ソフト導入事例」。以降にも「植松エンジニアリング」自社のコーポレートサイトは出てこないハズ。少なくとも1ページ目にホームページが出てこないのは致命傷な気が・・

 もしかしたら電力関連の業界では知らない人はいない有名な会社さんなのかもしれない。ホームページを作らなくても、業界のみんなが知っている会社さんなのかもしれない。

 しかしながら、このタイミングが「植松エンジニアリング」が最も知られた瞬間だったのではないだろうか。「植松エンジニアリング」を検索した人が全国にたくさんいたのではないだろうか。木村悠選手はとんでもない広報活動をしてくれたのである。

 この最も検索が集中するタイミングに、「植松エンジニアリング」には受け皿がなかった。という・・もったいない!!!

チャンスは突然やってくる・・問題は準備があるか否か

 こういうこと、事前に想定することができなかったのだろうか。インターネットの理解はそんなものだったのだろうか。

 もちろん、サラリーマンをやりながらチャンピオンになった木村悠選手が出した結果。しかし、理解のある会社として「植松エンジニアリング」はとても評価されるべき。「植松エンジニアリングのような会社で働きたい!」と思う方はきっといるでしょう。また採用視点のブランディングのためにもホームページは重要です。

 今回の木村悠選手の件は、非常にわかりやすく「簡単なものでもいい。なんでホームページを用意しておかなかったんだ!」という例です。他にも「うちは専門的な会社だから」という理由でWEBを用意していない会社もあるはず。どこでどんな人が会社の噂をしているかわからないので、絶対にホームページ(コーポレートサイト、サービスサイト)は作っておいた方がいいです。

 また「植松エンジニアリング」がホームページを作られているとしたら「ボクシング世界王者・木村悠選手が働く専門商社、植松エンジニアリング」と情報を出しておいた方がいいですね。おそらく皆さん「ボクシング 木村 商社」で検索するでしょうから。

【合わせて読みたい】
「ホームページ」を6種類に分け、その活用方法を考える。前【no.1768】
「ホームページ」を6種類に分け、その活用方法を考える。後【no.1769】
植松エンジニアリング株式会社 様(楽商さん)

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 9.Eコマースこぼれ話

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。