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ケーブルテレビの営業担当がとても残念だった件。~営業担当に会う編~【no.0514】

 ケーブルテレビ会社の「え?これってどうなの?」という話。(前回はこちら

 営業さんとは9時から打ち合わせをすることになっていました。駅に着いたら電話をかけてくるということだったので、先に駅の隣のコーヒー屋さんで待っていることにしました。「すぐ隣のコーヒー屋さんにいますよー」の方が先方を待たせなくて済むと思ったので。

 営業さんからは9時ちょい前に電話がかかってきました。「石田さん、いまどちらですか?」ということだったので、「すぐ隣のコーヒー屋さんにいますよー」とこたえると、「ああ、そうなんですね。私、駅から少し離れてしまったので、駅の方に戻ります。10分くらいお待ちください」という返答でした。「いや、なんでわざわざ駅から離れるの?」と謎だったんですが、ひとまず待つことにしました。

 「10分ほどお待ちください」の電話から30分後、私のコーヒーもすでになくなった時に営業さんがやってきました。営業さんはコーヒーを買うこともなく、プランの説明に入りました。

 今度、引越しをするマンションのオーナーがB社と契約していること。だから、プランが特別料金で提供できること。ケーブルテレビとインターネットと電話が全部ついて、5,500円のプランはどうか、という提案でした。確かに5,500円でも料金的にはお得なのかもしれませんが、私、固定電話は必要ないんですね。なので、「うち、固定電話使わないですし、先日電話で教えていただいたケーブルテレビとインターネットのパックで4,500円のものがいいんですけど」と言いました。

 すると、「先日お話しした4,500円のプランなんですけども、石田さんは『うんたらかんたら(ここ、言ってる意味わからない)』の理由で対象外でした」と言うんですね。ちょっと「はぁ?」って思うじゃないですか。私のそんな雰囲気を無視して、営業さんは話を進めていきます。結局、割引きプランから固定電話を外すことはできないし、5,500円のものでいくかとなりました。

 そして、営業さんが「申込み用紙」を2枚ほど出して、私が個人情報を書くんですけれども、それを書いた後に「オプション」の話をしてくるんですよね。つまり、「このプランは月額5,500円だけど、オプションはひとつもないから、増やす毎に300円だか500円だかがかかるよー」ってことです。

 まあ、確かにオプションは基本料金には含まれない有料のものだとは理解していますが、申込書に個人情報を書かせた後に「これどうしますか?これどうしますか?」って聞くのは少し卑怯じゃないですか。本来先に、「基本プランに、こういうのは含まれません」って説明しておくべきじゃないですか。「営業のテクニック」と言えばそこまでなのかもしれませんが、一連のことで少し頭にきたのと、どうせ後から付け足すことができるものなので「全部いらないっす」と言っちゃいました。(事実、インターネットの設定とか自分でできるし)

 そして、その場でB社の工事日を引越しの日の夕方で予約を取ってもらい、契約書の写しをもらって帰宅しました。まあ、契約書を良く確認すると、「これ口頭で言った方がいいことだろー」ということが幾つかあったんですが、営業担当の彼はノルマと目標でそれどころじゃなかったんだろうなぁと、寛容な心で気をおさめました。

 その日、妻が帰ってきて、契約について話したたんですが、「HDDがないのキツイよね」という話になりました。そう、「HDD付きのチューナー」を借りるには「月額+800円」だったんですね。また、工事日を引越しの日の夕方で設定していましたが、もし引越し屋さんが遅れたらキツイよね、という話にもなりました。なので、翌朝、B社のカスタマーセンターに変更依頼の電話をすることになりました。

 次回、「人生初のクレーム電話」編。

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石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。