ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

人材育成を進める上で重要なのは、真摯に結果と向き合えているか。 それが次の仕事・次の行動に繋がる。【no.0005】

 経営者や運営責任者だけではなく、ネットショップ運営スタッフ各人が、自分達の成果をきちんと理解できているか。

 人材育成を進める上で、「真摯に結果と向き合えているか」が重要になります。
 自らの仕事の成果を知ることが、次の仕事・次の行動に繋がり、またレベルアップのための指針になるからです。

 まずはネットショップの日々の売上を運営スタッフ全員がしっかり把握することから始めましょう。
 売上とは、運営スタッフ各人の仕事の成果が結集したことであらわれる数字です。経営者や運営責任者がつくる数字ではなく、商品開発の担当者からマーケティングの担当者、カスタマーサポートの担当者まで「全員の成果」であることを十分理解していただかなくてはいけません。
そのためにも、1人1人が売上という数字を把握している必要があるのです。

 今回は、私がお薦めしている具体的な手法をお教えします。

 1.毎朝、出社直後に前日の売上(休日明けなら数日分の売上)をエクセルに入力する。
 2.直後に運営スタッフ全員(もしくはチームリーダー)で10分間、「なぜ前日の売上はその数字だったか?」売上の理由を話し合う。
 3.話し合いで出た意見の中で、成果に繋がったと思われる数点をエクセル(前日の売上の横)に入力しておく。

つづく

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石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。