ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

ECMJブログ傑作選「キャバクラはCRM」「ユニクロの強みとは?」「オムニチャネルの本質」など【no.0405】

 土曜日なので、まとめです。

 今回のまとめですが、ECMJブログでこれまで書いてきたエントリーのうち、「そんなに人気があったわけではないけれど、改めて読んでもらえたら嬉しいなぁ」というECMJブログ傑作選的な視点でセレクトしました。まずは「ECMJブログ傑作選 第一弾」ということで紹介していきます。

・ネットショップを使った人材育成授業でおこなったこと。 【no.0040】
http://www.ecmj.co.jp/?p=768

・プレゼンテーション力とネットショップで売る力は変わらない【no.0041】
http://www.ecmj.co.jp/?p=774

 2012年から2013年にかけて、千葉県船橋市にある「船橋情報ビジネス専門学校」で特別講師を行っていました。講義のテーマは、「ネットショップを活用した人財育成」です。ネットショップの企画・構築・運営を仮想「起業」と位置づけ、自分の夢や目標を「仕事にする」にはどうすれば良いか、を教えていました。といっても、私自身が起業家として生まれたてのヒヨコ状態だったので、生徒に伝えることで自分自身も学びながら授業を進めていました。

・キャバクラのNo.1は、ネットショップでNo.1を取るのと同じ。【no.0066】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1188

 このブログは、これまでのECMJブログでも検索で上位にきています。「キャバクラ no.1」とか「キャバクラ 人材育成」と検索すると上位に出てくるようです。キャバクラの仕事はイマイチ理解していませんが、基本的には「CRM」なのではないでしょうか。来店したお客様の顧客属性や行動履歴、注文履歴から、サービスに対する期待を読み、それを先回りして提供していく。そして、ロイヤルカスタマー、エバンジェリスト(伝道師)に育てる。これぞ、まさに「CRM」です。このブログで書いている内容を実践したキャバクラがあれば、ぜひご連絡をいただければと思います。

・オムニチャネル化の本丸は、顧客データの統合!【no.0071】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1224

・セブンアンドアイのビジネスモデル変化へのメッセージ。【no.0073】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1235

・「商品主導」から「顧客主導」のマーケティングへ。【no.0074】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1246

 昨年の今頃、非常に話題になったセブンアンドアイグループのオムニチャネル化構想についてのブログも、ぜひ改めて読んでもらいたいエントリーです。この後、セブンアンドアイグループがJR西日本と提携をしたり、Yahoo!JAPANとCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が提携をしたり、サークルKサンクスが楽天と提携をしたりと、リアルとネットの融合が着々と進んでいます。オムニチャネル化とは、「顧客データ」の統合です。「商品主導」から「顧客主導」のマーケティングへの転換であり、リアルの世界でもネットと同じように「一本釣り」を狙えるようになることでしょう。

・ユニクロの「強み」って何でしょう‥? 【no.0088】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1345

 こちらも検索数が多いブログです。「ユニクロ マーケティング」や「ユニクロ 強み」などの検索でブログがヒットしています。過去に知人から聞いたいくつかの話を元に書いたエントリーで、いかにしてユニクロがグローバル企業に成長したか(しかもこの四半世紀で!)その秘密がわかるようなエピソードを書いています。我々がデータの重要性に気づくずっと前から、データの取得が手作業になる時代から、ユニクロはデータマーケティングでの「定量化」を重要視してきたのでしょうね。

・ネットショップの数が何倍になっても、お客様の数は増えない。【no.0094】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1397

・個人でのネットショップ運営が有利である唯一のポイントは? 【no.0096】
http://www.ecmj.co.jp/?p=1412

 昨年の10月にYahoo!ショッピングが無料化になったことを受け、その流れで書いたブログです。共に、12月に書いたエントリーなので、「eコマース革命」の余波は2ヶ月経っても収まらず、といった状況だったのでしょうね。あの発表から1年が経ち、Yahoo!ショッピングには、この「ネットショップの数が何倍になっても、お客様の数は増えない」という言葉が重くのしかかっているかもしれません。当然、これからの巻き返しにも注目です。また、後者の「個人でのネットショップ運営が有利である~」というエントリーは、「個人」を「実店舗」「実商売」と置き換えても同じ理屈が成り立ちます。ただし、「実店舗」「実商売」をやっている方がネットショップを運営すると、有利な点は1つではなく、5つ以上あることになりますね。

 つづく。

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 5.Eコマースの分析, 7.Eコマースのひと工夫

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。