ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

新刊:選ばれるEコマースになるために「違い」をつくろう!:~ネットビジネスの原理、購買行動の原理を押さえる~【no.1258】

今日は新刊のご紹介です。

「ECMJ流!Eコマースを勝ち抜く原理原則」シリーズの第七弾が発売になりました。第七弾のタイトルは「選ばれるEコマースになるために「違い」をつくろう!:~ネットビジネスの原理、購買行動の原理を押さえる~」。競合との「違い」をつくるためのポイントについて、関連するコラムをまとめた本になります。ご協力いただいているアンテナハウス株式会社の小林社長、ありがとうございます。

では早速、少しだけ目次と内容を紹介させて下さい。

第1章.ネットショップってシミュレーションなんです

ネットショップ(=Eコマース)ってシミュレーションなんですね。だからいろいろ試した人が圧倒的に有利。いい方法を探してばかりで何も試さなければ、何を得ることもできません。そもそもパソコンってものですら戦争のシミュレーションためにつくられたものなのですから。

第2章.Eコマース運営のポイント

「売れる」ネットショップとは「見た目が良いネットショップ」のことではありません。「使いやすいネットショップ」「親しみやすいネットショップ」は比較的適合しますが、その定義はあくまで定性的なものです。「自社のお客様」にとって良いサイトとはどんなサイトなのか。ポイントを押さえた上での「データをとって、毎日カイゼン」が欠かせません。

第3章.顧客軸のマーケティング・CRM

オムニチャネルとは何かといえば、それは「顧客主導のマーケティング」への転換です。ネットの世界では「顧客主導のマーケティング」が実現しつつあります。リアルの世界はまだまだ「商品主導のマーケティング」なのが現実。しかし、これからリアルのデジタル化がより進みますから、オムニチャネルの世界=顧客主導のマーケティング世界が遠からずやってきそうです。

第4章.マーケティングのポイント

市場をマクロ的にみる。そのために重要なのが「人口動態」です。「人口動態」をみれば、その国が今後成長するか衰退するのがを予測することができます。これはECMJ元取締役で元ダイヤモンド社社長の故岩佐豊氏が15年以上昔から講演でおっしゃっていたことでした。

第5章.選ばれるポイントを知る、違いを出す

お客様がなぜ自社のネットショップを選んでくれたのか、それを知り鉱脈の可能性を調べながら掘り進めていくことが重要です。Eコマースの市場には商圏がありません。大海です。全国大会です。あまたの見知らぬ競合がひしめきあっています。その中であなたのネットショップが選ばれた理由。何か次の戦略に繋がる理由がありそうです。

第6章.マーケティングの原理原則

いまは懐かしい「Eコマース『成功』のための9テーマ」というセミナーで紹介したEコマースのクイズを掲載しています。このセミナーは私自身が初めてコンサルタントとして登壇したセミナーです。もう6年近く前のことになりますが、いま振り返ると「けっこう上手く問題を作っているなぁ」というのが感想です。

第7章.ネット上の購買行動

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon。ショッピングモールで商品を探すお客様がどんな購買行動をとるのか。そこに集客導線の改善のヒントが隠されています。実店舗の認知があったり、ブランドとしての認知があったりすれば、お客様は「店舗名」や「ブランド名」で直接検索をしてくれるかもしれません。でも大多数のネットショップには認知がないですよね。

上記の7章の他、「商品・商材を考える」「Eコマースの売上目標管理と成果検証」「インターネットの可能性と限界」の全10章が収録されています。「ECMJ流!」の他6冊とも合わせてどうぞ!

【POD版】選ばれるEコマースになるために「違い」をつくろう!:~ネットビジネスの原理、購買行動の原理を押さえる~
【kindle版】選ばれるEコマースになるために「違い」をつくろう!:~ネットビジネスの原理、購買行動の原理を押さえる~

おわり。

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。