ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

ネットショップの運用を始めてから気づく悩み。5選【no.1345】

ネットショップを始めると思ってもいなかった悩みの壁にあたります。WEBやセミナーや本の情報ですんなり突破できるように感じていたことが手も足も出ない壁になることも多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決できないまま、1年2年とネットショップの運営を続けている事業者も多いと思います。

ネットショップ運営上の悩みをまとめてみました。

*ネットショップの悩み① ネットショップを立ち上げたけれど売れない、という悩み

世の中にはネットショップを立ち上げた瞬間に売上が立つパターンがあります。リアルの世界ですでに商品やサービスのブランドがあり、ネットショップでの商品の取り扱いを「お客様の側」が探しているケースです。それ以外のネットショップの場合は「ネットショップを立ち上げたけれど売れない」という悩みと一度は対峙することでしょう。

ただ、この「ネットショップを立ち上げたけれど売れない」という悩みは少々アバウトすぎます。ネットショップを日々運営していく過程で「売れない」理由を探し、「悩み」を課題に変えていかなければいけません。

*ネットショップの悩み② ネットショップのアクセスが少ない、という悩み。

「ネットショップを立ち上げたけれど売れない」という悩みは「ネットショップのアクセスが少ない」という悩みと実は同義です。ネットショップの売上が立たない理由はここにあります。ネットショップのアクセスを増やすには「商品を増やす」か「情報を増やす」か「広告を増やす」かの3パターンしかありません。また、ネットショップに至るお客様の導線をひとつひとつ整理することでアクセスをじわじわと増やしていくことが可能です。

*ネットショップの悩み③ ネットショップの担当者を誰にすればいいか、という悩み。

ネットショップ専業の会社ではなく、既存の母体事業を営んでいる上でネットショップに販路を拡大する会社の場合、「ネットショップの担当者を誰にすればいいか」という悩みを持たれることが多いです。また地方の事業者さんの場合は、周りにネットショップを開設している会社は多いものの軌道にのっているいるといえる会社が少なく、「誰にどう相談すればいいかわからない」という悩みも多いようです。

*ネットショップの商品在庫をどうやって確保すればいいか、という悩み。

ネットショップである程度商品が売れるようになってくると、商品在庫の悩みに当たります。ネットショップでもリアルの実店舗(もしくは卸)でも売れ筋の商品は同じ。ただ、母体となる事業が実店舗(もしくは卸)のため、在庫の確保は母体の事業が優先される・・こんな事情を抱えている会社も多いかと思います。ネットショップは売れ筋の商品が売上の軸になるだけではなく、集客導線の軸にもなります。できる限り、売れ筋の商品を品切れさせたくないところです。

*ネットショップの悩み③ ネットショップのページ制作をどうするか、という悩み。

ネットショップの運営をしていく上で事業者さんが抱える悩みは「集客」「在庫管理」そしてそれに繋がる「人財」だと思います。加えて、よりネットショップを成長させることを考えたとき、悩みのタネになるのが「ネットショップのページ制作をどうするか」でしょう。集客や在庫管理の仕事に比べ、ページ制作の仕事は専門的なスキルが必要になります。ネットショップの担当者がイチから覚えていくことも大切ですが、スキルのあるアルバイトさんを登用できれば理想的です。

以上、ネットショップ運営の代表的な「悩み」について考えました。この他にも事業者さん独自の悩みが様々あると思います。ぜひECMJにご相談ください。一緒に解決していきましょう。

おわり。

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 6.Eコマースの悩み

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。