ネットショップの「差別化」と「付加価値」を考える。四【no.1427】

 「差別化」と「付加価値」を考える第四回です。

*コンサルティングをおこなうときに、まず最初に考えること。

 ECMJがコンサルティングをおこなう際、まず最初に考えることもこの「差別化」と「付加価値」です。現状の商売をそのままインターネットに転嫁するだけで売上に繫がるだろうか、さらにお客様に選ばれるためにはどんな情報を露出・発信していかなければならないかを考えます。

 会社のいい部分は社内の人間は意外と気が付いていないものです。意外でもないのかもしれません。自分たちが普段接し続けている環境なわけですから、外側から指摘をしないと「差別性」がわからないのかもしれません。もともと自分たちの中にしっかりとした「違い」があるにも関わらず、誰でもやっているような「違い」を追い求めてしまうのは勿体ないものです。

*事業を継続していることはネットでも必ずアピールをする。

 ECMJのコンサルティング先の8割は35年以上事業を継続している会社さんです。以前は100パーセントでした。事業が継続しているというのはそれだけでひとつの信用になります。実物を目で見ることができないインターネットの世界だからこそ、より信用が重要なのかもしれません。

 ECMJのクライアントさんだと100年以上継続している会社さんもあります。無条件でお客様にアピールをしてもらっています。また自社の歴史に関するコンテンツを作成することもおすすめです。商品企画や商材開拓がどんなベースによって成り立っているのかをお客様に伝えることができるのです。

*実店舗があればネットでも必ずアピールする。

 事業の継続と同様に実店舗があればインターネットでも必ず発信をしてもらっています。ネットショップですからお客様は近くに住んでいない可能性の方が高いのですが、実体性を伝えることが信用に繋がります。もしかしたら旅行などの際に実店舗にも寄ってくれるかもしれません。

 実店舗のある場所がブランドのある地域ならば、その地域もアピールした方が良いです。たとえば、家電の街といえば東京の秋葉原。秋葉原に家電の実店舗を構えている会社のネットショップであれば、それは無条件でブランドになります。東京だと宝石の街の御徒町やおばあちゃんの街の巣鴨など、地域イメージをつくっているブランドがあります。皆さんの土地ではどうでしょうか。

*表彰や認定の実績があればネットでも必ずアピールする。

 たとえばモンドセレクション受賞やグッドデザイン賞受賞、仕入れ先としての正規代理店の認証やプラチナパートナーの称号など、表彰や認定を受けた実績があればインターネットでも発信しましょう。表彰状や盾の画像をきちんと撮って目立つ位置に掲載することがポイントです。

 手前味噌ながら・・かもしれません。それほど受賞したり、認定を受けたりするのが難しないもの・・かもしれません。でもそれはあくまで「自社にとって」です。情報を受信する大多数のお客様はあなたのネットショップのことを知りません。受賞や認定はきちんと露出して、「違い」を伝えていきましょう。

*商品のこだわり、ネットショップのこだわりを伝える。

 オリジナル商品を販売している会社さんなら自社の商品のこだわりを語ることはできるはずです。仕入れ・小売りのネットショップでも、なぜその商品をセレクトしたのかその理由を語ることができるはずです。従来のネットショップの売り方としては商品のこだわりを作り込むのがスタンダードですが、自社のネットショップが「なぜ存在するか」もきちんと発信をしていきましょう。

 ほとんどのお客様があなたのネットショップのことを知りません。そして商品の知識もありません。自分の想像よりもレベルをグッと落として、情報発信をおこなってください。

 つづく。