著者:石田 麻琴

99%のサイトでアクセスのキモ!「検索流入」の考え方。前【no.1732】

 WEBサイトのアクセス流入でもっとも多いのが「検索流入」です。今回、次回と2回に分けて、この検索流入の考え方について紹介していきます。

*そもそもWEBサイトの「アクセス流入」とは

 冒頭の文章、WEBサイトはホームページやコーポレートサイト、ECサイトなどの意味で伝わるかと思いますが「アクセス流入」とか「検索流入」とか、「流入」という言葉がちょっと聞きなれない方もいるかもしれません。「流入」という言葉はインターネットならではの表現かもしれませんが、「流入=流れ込む=WEBサイトに人が集まる」の意味で捉えてもらえれば結構です。

 なので、「流入=アクセス」と表現することもできますし、そうなると「アクセス流入」という言葉は同義語をふたつ重ねた表現になってしまうのですが、なんかこの「アクセス流入」って言葉を使ってしまうんですよねー。「検索流入」は「検索エンジンからのアクセス」ということで理解してもらって良いと思います。

 さて、WEBサイトへの「アクセス流入」にはいくつかの種類があります。ECMJコラムでしばしば紹介する「インターネット広告」「インターネット検索」「メディア掲載」の3つが代表的です。

*「インターネット検索=検索流入」と「メディア掲載=メディア流入」

 この3つのうち、ひとつだけ特殊なのが「インターネット広告」です。リスティング広告やアフィリエイト広告のような言葉を聞いたことがあると思います。インターネット広告は「お金を使ってアクセスを集める」手段です。逆にいえば、お金をかければ「いくらでも」アクセスを集めることができます。ただ、集客にいくらでもお金が使える会社なんてまずないですよね。なので、インターネット広告の話は抜きます。(これはこれで別の機会に紹介します)

 問題は「インターネット検索=検索流入」と「メディア掲載=メディア流入」です。パソコン、スマートフォンを使ってのインターネット検索はかなり一般化しており、老若男女問わず活用されているひとつの文化になっています。なので、「検索流入」はわかりやすいですよね。Yahoo!やGoogleの検索エンジンで検索したときに自社のWEBサイトがヒットするアレです。少しわかりづらいのが「メディア掲載」かもしれません。

 「メディア掲載」について分かりやすいのが、Yahoo!JAPANのYahoo!トピックスです。Yahoo!JAPANをパソコンやスマホのメインページにしている方はYahoo!トピックス(Yahoo!ニュースとも表現される)を閲覧することがあると思います。仮にあのYahoo!トピックスから自社のWEBサイトにリンクがはられるとWEBサイトにめちゃくちゃアクセスがきます。Yahoo!JAPANというWEBサイトから強い「導線」がはられるわけです。

 もうひとつ。「メディア掲載」で可能性があるのは「SNS(ソーシャルメディア)掲載」です。自社の話題やWEBサイトへのリンクがSNS上で拡散されると、そこから自社のWEBサイトにたくさんのアクセスがきます。WEBサイトへのアクセスとして、SNSのパワーもバカにできません。というか、特大ホームランがありえます。

*ほとんどのWEBサイトは「検索流入」がアクセスの上位を占めている

 ただし、先に挙げたYahoo!JAPANやSNSから自社のWEBサイトへの「導線」が引かれるのは、あくまで「導線を引く他社」の存在があってこそであり、自分たちで間接的な影響をつくれたとしても、直接的にアクセスを増やすことはできません。「仕掛け」がヒットするかしないかは、あくまで相手がいてこそであり、まったくの不発に終わる可能性もあります。

 WEBサイトのアクセス状況のデータを閲覧することができるGoogleアナリティクスというツールがあります。このツールのデータを確認すると、ほとんどのWEBサイトはインターネット検索からの「検索流入」がアクセスの上位を占めることになります。そういうものなのです。