著者:石田 麻琴

「お客様がお客様を呼ぶ仕組みをつくる」とは?前編【no.1871】

 今回のECMJコラムのテーマは「お客様がお客様を呼ぶ仕組みをつくる」ことについて。少し長文になるかもしれません。前編・後編にわけて書いていければと思っています。

 8月か9月かのECMJコラムでちょっと触れた気がするのですが、今年の2月からとあるスポーツジムに通っています。最近流行りの・・というか、数年前から流行っている「暗闇エクササイズ」系のスポーツジムなのですが、入会初月の2月はそこまででもなかったものの、3月からハマりはじめて、ほぼ毎日通うようになったんですね。インストラクターさんも顔をおぼえてくれたりして。

 そんな感じで暗闇エクササイズを楽しんでいたのですが、コロナ禍によって3月末から通えなくなってしまいました。3月末から5月末までスポーツジム自体がやっていなかったですし、再開してからも「すぐに通うのはちょっと危ないかな」という気持ちがあったので、週に1回~2回と段階的に通う回数を控えめに増やしていったんですね。

 そんな自分を抑え込んでいる期間が長かったものですから、「もっとエクササイズしたい!!もっとスポーツジムの情報が欲しい!!」と思って、思いついたのがTwitterでした。Twitterならばスポーツジムに通っている人からレッスンの情報がもらえたり、スポーツジムに通わなくても交流ができるんじゃないかと考えたんですね。

 案の定、Twitterでこの暗闇エクササイズ系スポーツジムの名前を検索すると、わらわらとツイートが出てきます。よく見るとスポーツジム用のアカウントを作成して、スポーツジムに関係する情報だけをツイートしている、いわゆる「専用垢(専用アカウントの略)」をつくっている人もいるようで、自分もそれに真似て専用のアカウントを作成したんですね。本アカ(メインのアカウント)はECMJ(の石田)として使っていますから、そこでスポーツジムの話を激しく投稿してしまうのは変じゃないですか。

 Twitterのスポーツジム用の専用アカウントを作成したのが7月でした。本アカの方は26,000人くらいフォロワーがいらっしゃるので(MAXのときは60,000人フォロワーがいた)自分のアカウントを活性化するためにどんなアクションを起こせばいいのかはなんとなくわかります。ソーシャルメディア活用のノウハウを使って、一気に100人くらい相互フォローできる「ジム仲間」を増やしました。といっても、何かのマーケティングのためにジム専用垢を使っているわけではないので、楽しくTwitterを活用しつつ、今160人くらいですかね。フォローもフォロワーも。楽しく情報交換しています。

 で、日々、このスポーツジム専用のアカウントをどう使っているかというと、主に自分が受けたレッスンの感想や自分の所属店舗(私の場合は池袋店所属)以外の情報をキャッチすること、あとは他愛もない話とか、フォローしている皆さんのツイートに反応したりとか、って感じなんですが、この専用アカウントを開設して以降、この暗闇エクササイズ系のスポーツジムがより好きになりましたし、より楽しめるようになりました。私よりはるか以前から通っていた皆さんが、スポーツジムの楽しみ方を教えてくれますしね。

 で、今回のこの前編は暗闇エクササイズ系スポーツジムに通っている私の実体験の話ではあるんですが、ポイントは何かというと、「スポーツジムに通って、エクササイズを楽しむ」だけではなく、それを「ソーシャルメディアに投稿して、会員同士の情報交換を楽しむ」っていう二重の楽しみがあるってことなんですよね。これ、暗闇エクササイズ系スポーツジムだけではなく、いろんな市場で起こっていることなのではないかと思います。そして「お客様がお客様を呼ぶ仕組みをつくる」状態をつくるためには、後者が発生するか否かが重要なんですよね。