ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

ダイエットをするとき、最初にやることは?【no.0257】

 ダイエットをするとき、まず最初に何をやらなきゃいけないかといえば「体重を測る」ことなんですね。体重を測って、それを必ずメモしておく。手帳なり、日記なり、ノートなり、なんでもいいと思うんですが、一昨日→昨日→今日→明日→明後日というように体重の変化を一覧で見ることができるようなメモをしておくことが条件。あともう一つは、当たり前のことでもあるんですが、必ず同条件で体重を測ること。お風呂上りの裸のままで体重を測る日があれば、服を着たまま体重を測る日があったりしちゃいけない。お風呂上り直後なら、お風呂上り直後だと決める。できれば、21時に測るとか、夕食を食べてから2時間後に測るとか、起床直後に測るとか、測るタイミングをきちんと設定しておけると良いです。やはり、夕食を食べた直後は体重が増えているし、運動をして汗をかいた後も、当然ながら体重は減っています。同条件で測るからこそ、毎日の体重の変化の比較ができる、というわけなんです。

 毎日、同じ条件で体重を測る。そして、体重を一覧表にメモする。食事制限や運動を始めるのは、実はその後で、まずは徹底的に「毎日、同じ条件で体重を測る。メモる」というのを習慣づけていくのが良いと思います。まずこれがベースにあって、「じゃあ、ダイエットのために何をするか」ということですね。ここはすでにいろんな理論があると思うんですが、自分に合ったものを探すのが良いと思います。ごめんない、ここは適当です。炭水化物を食べないようにするのも良いでしょうし、ファスティングするのも効果があるかもしれないし、バスケットボールを30分するのとランニングを1時間するのだったら、バスケットボールの方が効果的かもしれない。でも2時間ならばランニングの方がいいかもね。それより毎日筋トレした方が良くない?とかいろいろあるじゃないですか。どれも「良い」ってのはわかってるんですが、自分にとって「良い」のは何か、そしてどのくらい「良い」のかなんてわかんないんですよね。仕事と同じです。「良い」と思われることは溢れているけど、自社のサービスにとって「良い」のは何か、どのくらい「良い」のか、わからないですよね。

 だから、試してみるしかありません。全部を試すのには時間もお金も足りないでしょうから、自分が「できそうだな」とか「効果がありそうだな」とか思うものから試していくしかありません。もちろん、インターネットで調べたり、友達から情報を収集するのもアリです。でも、自分にとって「良い」か、どれくらい「良い」のかは結局わかりません。なので、大切なのは、「果たして良いのか」を考えるよりも、試してみて「実際に体重は減ったのか」を測ってみることだと思います。もし、1キロ走って、体重が500g減ったとしたら、「まさか2キロ走ったら1kg体重減るんじゃない?」みたいな仮説を立てられるようになるじゃないですか。だとしたら、また試しに2キロ走ってみればいいだけです。おそらく、走るものやればやるほど効果が減っていくと思います。だとしたら、「1キロのリストバンドを両足に巻いて2キロ走る」とか次の工夫を施せばいい。そうしたら、もしかしたら1.3kgくらい体重が減ってしまうかもしれないですよね。ここで大切なのは、「何を試したのかをきちんと書き残しておく」ということです。何を試して、体重がどれくらい減ったかがわかれば、何をやれば体重がどれくらい減るかが、少しずつ理解できてくるじゃないですか。「原因」と「結果」をしっかり押さえることが大切なわけです。(つづきはこちら

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石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。