仕事は「続ける」ことをしないとわからないことばかりです。【no.1200】

 Eコマース事業を成功させるためにどうすればいいですか?と相談いただくことがあります。必ずこう答えています。「続ける」ことです、と。

 これはWEBサービスを成功させるためにはどうすればいいですか?の質問の答えでも一緒ですし、ホームページからの問い合わせを増やすためには?の質問の答えでも一緒です。ブログを書いて新規のお客様にリーチするためには?の質問でも一緒。

 いろいろ細かいノウハウとかポイントとかはあるでしょうが、すべてを集約すると大切なのはひとつだけ。「続ける」ことだと思っています。

 「単に続ければいいの?」という反応をされることもあるのですが、単に続けるだけでも簡単じゃないでしょう。

 たとえば、毎日毎朝の散歩を続けるということ。朝起きたらお天気で暖かくて前日からの疲れもなければ、じゃあ散歩に行こうか、散歩に行きたいな、という気持ちになると思います。ただ、毎日毎朝同じ条件であることはないですよね。曇りの日があれば雨の日もある。暖かい日もあれば寒い日もある。前日仕事が遅くて疲れていたり、前日何かショックなことがあって布団から出たくないかもしれない。

 「続ける」というのは、そんな様々な条件下でも「続ける」ということです。そして、仕事の「続ける」はさらにレベルが上がります。

 まず「続ける」ためには売上が伴わなくてはいけません。仕事をして売上を立てて生活をしていける状態でなければ「続ける」ことはできないわけですから、「続ける」ということには「工夫する」「改善する」という意味を含んでいることになります。なので、「ただ単に続ける」ということにはなりえません。

 また「続ける」ためには自分の周りにいる家族や仲間のサポートが必要になります。「続ける」ことは必ずしも自分ひとりでできることではありません。ネットショップの運営も、バイヤー担当がいてWEB制作担当がいて受注担当がいて物流担当がいてカスタマーサポート担当がいて、日々の業務が回っていきます。「続ける」ということには「周りを巻き込む」という意味が含まれているのです。

 そして「続ける」ためには結果を出し続けなければいけません。最初にあげたとおり、生活をしていくことができなければ「続ける」ことはできませんし、結果が伴わないと巻き込んだ周りの人間が離れていってしまいます。「続ける」ということには「結果を出す」という意味も含まれています。しかも、「結果を出し続けていく」という。

 「続ける」と決めたならば、やめてはいけません。「続ける」と決めたならば、ひとりでも続けなければいけません。仕事において「続ける」というのは信用です。「時間があるとき」「思いついたとき」「余裕があるとき」にやることは「続けている」とは言えません。それは自分の側からすれば「続ける」ことになっているのかもしれませんが、相手・他人・お客様の側からは「続けている」ことにはなりません。

 「続ける」ということはなかなか奥が深いことなのです。そして「続ける」ということが前提条件としてなければ、日々の積み重ねというものがなくなってしまいます。

 仕事は「続ける」ことをしないとわからないことばかりです。何かを実行すると、何かの仮説が生まれます。その仮説を元に何かを実行し、次の仮説を見つけます。成果を出すということは、簡単にいえばこの繰り返しです。このサイクルの中で成果が1回目で出るか、100回目で出るかはわかりません。私たちにできることは、ただ「続ける」ということだけです。

 おわり。