ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

きたれ女性と若者!競馬人気をまくり差せ!競艇場「売上アップ」マーケティング。一【no.0592】

 きたれ女性と若者!競馬人気をまくり差せ!競艇場「売上アップ」マーケティング。

*ゴルフ場マーケティングの取材がなぜかECMJに

 少し前に、とある取材を受けました。「ゴルフ場をどうやってマーケティングすればいいか」取材のテーマはそれでした。

 ゴルフ人口は年々減少しています。また団塊の世代が引退する数年で、さらにゴルフ人口が減少する見通しです。当たり前ですが、ゴルフ人口が減るとゴルフ場の利用者も減ります。さて、これからどうやって売上を上げていけばいいのか。もしくは、売上を確保していければいいのか。

 ちなみに、取材を受けたのはゴルフ場の経営者を対象にしている定期購読誌でした。年間契約3万円以上の雑誌で、もう30年以上続いているといいます。発行部数も安定しているとのこと。おそらく日本のゴルフ場経営者のほとんどの方が読まれている雑誌でしょう。

 さて、「なんでECMJにゴルフ場の取材が?」と疑問に思ったでしょう。数年、ECMJコラムを読んでいる方はその理由がわかるかもしれません。「ゴルフ場のマーケティング」の取材の依頼をいただいたきっかけは、これです・・

・目指せゴルフ場の勝ち組。市場縮小に勝つマーケティング。

 そうなのです。2013年に全10回を書いた、コラムが編集者の方の目に留まったからなのでした。特に意味があって書いたブログでもないのですが、書いておくもんですね。取材の依頼メールがきたときに驚きました。

*今回は「競艇のマーケティング」を勝手に書いていきます

 ということで、「〇〇〇のマーケティング」シリーズとしての第二弾です。今回のテーマは、「競艇」。「競艇のマーケティング」を勝手に書いていきます。全国の競艇関係者の皆様、必読ですよ。周りに関係者の知り合いがいる方はぜひとも教えてあげてください。

 以前のブログでも書きましたが、最近競艇にはまっています。昔、よく競馬場にいっていたので、公営ギャンブルにあまり抵抗がありません。また戸田競艇の近くに引っ越してきたので、競艇場に行きやすいのもあります。また、毎朝の散歩で戸田競艇場の前まで歩いています。ですから、競艇場との接触頻度も最近は異常な高さです。(戸田競艇を目的地として歩いているわけではけっしてない)

 「競艇を知らない」という人はさすがにいないですかね。しかし競艇を見たことがある人、というと少ないのではないでしょうか。そして競艇選手の名前を知っている人、はもっと少ないのではないでしょうか。競艇場の名前と場所は近くに住んでいる人は詳しいかもしれません。では、競艇場に行って生でレースを見たことがある人。もしくは競艇場に行って舟券(競馬でいう馬券)を買ったことがある人。これはかなりのマイノリティになるのではないでしょうか。

 こういうのって面白くて「どっぷり浸かっている人」には何でもないことなんですよね。マジョリティとマイノリティの関係って不思議です。

*競艇場にはものの見事に「オヤジ」しかいない

 競艇と聞くとテレビコマーシャルが思い浮かぶ人は多いと思います。いま、競艇のテレビCMに出ているのは「渡辺直美」と「田中圭」ですね。そして、以前は「すみれ」や「南明奈(アッキーナ)」でした。「あーあー、そうだった!」と思い出す人もいると思います。人気のタレントさんを起用して、新しい客層に来場してもらいたいと考えているんでしょう。

 しかし、競艇場に行くとものの見事に「オヤジ」しかいないんですね。

 いや、女性や若者がいないわけじゃないですよ。しかし、比率としては「95:5」くらいのレベルです。少なくとも、戸田競艇はそんな感じです。テレビCMの本当の狙いはわかりません。ですが、「新しい客層へのリーチ」と考えた場合、完全に外しちゃってるんですよね。外し続けちゃってるんですよね。しかし、新しい客層へのリーチが急務・・

 そんな感じで「競艇のマーケティング」をスタートさせていきます。

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。