ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。その五【no.0422】

 すごーーーくわかりやすく、インターネットマーケティングというものを書いていきます。(前回はこちら

 前回のブログで書いたとおり、「住所=URL・ドメイン」と「建物=ウェブサイト」をくっ付けることによって、インターネット上にサイトが存在するようになり、そのサイトを「Google」や「Yahoo!」の検索エンジンのロボットが住所録に載せるようになると、検索によってサイトがヒットする(探せる)ようになります。

 「インターネット=Google」「インターネット=Yahoo!」だと思いがちですが、「Google」も「Yahoo!」もウェブサイトを簡単に探すための、検索エンジンという「ツール」を提供している会社です。なので、「インターネット=」ではありません

 ウェブサイトを探すための便利ツールとして「Google」や「Yahoo!」は検索エンジンを提供するだけではなく、インターネット上にある悪質なサイトを検索できないようにしたりして、インターネットの世界をパトロールするような役割も果たしています。

 「インターネット=」ではありませんが、世の中の多くの人にとっては「インターネット=」の存在であるため、パトロールによって「Google」や「Yahoo!」からの検索をブロックすることが有効になるわけです。だって、「Google」や「Yahoo!」で検索をする以外に、未知のウェブサイトを知る方法って、あまりないでしょう。自分がいつも見るサイトからリンクが張られているならば、別ですが。

 完全に余談ですが、世の中の多くの人にとって「Google」や「Yahoo!」が「インターネット=」の存在であることは、「Google」や「Yahoo!」がやろうと思えば「情報操作」をできる、ということでもあります。例えば、彼らが「石田麻琴」を検索の対象から外すということは、やろうと思えばできます。ただし、インターネット上のどこかに「石田麻琴」のキーワードを含んだサイトは存在し続けるわけですが。

 まあ、この部分は、個別の情報操作をしているとかそういうことではなくて、いわゆる「検索エンジン対策=SEO対策」というものに関わってきます。簡単に言えば、いかにして「Google」や「Yahoo!」の検索エンジンに好かれるウェブサイトをつくるか、という話です。この「SEO対策」については後ほど説明をしていきます。

 さて、ここまでで、ウェブサイトが完成し、インターネット上の検索にもヒットするようになりました。この補助金のサイトだと「岩佐豊の大型国庫補助金」とウェブサイトの名前で検索をすれば、検索結果の1ページ目の一番目にウェブサイトがヒットしています。

 特別、他の人のウェブサイトと名前が被らなければ、ウェブサイトの名前での検索でだいたい1ページ目の一番目にサイトが出てきます。弊社の名前は「ECマーケティング人財育成」という長ったらしい名前をしていますが、日本で他にこんな名前を付けている会社はありませんから、「Google」なり「Yahoo!」なりの検索エンジンで検索すると、1ページ目の一番上に出てくるはずです。

 ちなみに、という話ですが、これが「ECマーケティング人財育成」ではなく、「ECマーケティング」というところで止めて検索をすると、「ECマーケティング株式会社」さんのウェブサイトが1ページ目の一番上にヒットして、続いて「ECマーケティング」関連のサービスや記事が二番目以降に並んでいくことになります。この検索結果をずーっと見ていって、「ECマーケティング人財育成」のウェブサイトが出てくるのは、「Google」・「Yahoo!」ともに、2ページ目以降になるかなと思います。(検索をしてみてください)

 簡単に言うと、これは「ECマーケティング」というキーワードを含んでいるウェブサイトが、「ECマーケティング人財育成」というキーワードを含んでいるウェブサイトより多いということです。そして、「ECマーケティング人財育成」というキーワードをメインにしているウェブサイトは、弊社のウェブサイトだけ、ということですね。「岩佐豊の大型国庫補助金」と同じです。

 ここらで「次回につづく」というところなのですが、最後に予告を。

 「岩佐豊の大型国庫補助金」で検索したときに1ページ目の一番上に出てくるようになったこのウェブサイトですが、ここで残念なお知らせがあります。それは何か。そもそも「岩佐豊の大型国庫補助金」というウェブサイト名を知っている人しか、この検索キーワードで検索をしないのです。「岩佐豊の大型国庫補助金」を知らない人に「岩佐豊の大型国庫補助金」を知ってもらうのが、本来の目的なのです。さあ、どうしますか。というのが、次回です。ちょっと、インターネットマーケティングぽくなってきたでしょう。

 つづきはこちら

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, わかりやすいネットマーケティング, 連載

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。