ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

UdemyにECリテラシー講座の第三弾が公開されました【no.2116】

 教育動画サイトの「Udemy」さんにECMJの新しい動画が公開されました。ECマーケティングリテラシー講座シリーズの第三弾。「EC管理リテラシーを学んで、売上につながる運営サイクルをつくろう!」です。(こちらです

EC管理リテラシーとは

 今回の動画は「初級入門編!原則から身につける売上アップのECマーケティング『絶対』ルール」「5ステップで学ぶEC戦略・組織・運用づくりのポイント~EC運営の基礎を学ぼう!~」に続く第三弾。ECマーケティングを展開していくためのリテラシー講座として位置付けています。

 ECMJでは、ECのマーケティングを展開するために3つのリテラシーが必要になると伝えています。ひとつは「EC戦略リテラシー」もうひとつは「EC運営リテラシー」そして、「EC管理リテラシー」です。

 「EC戦略リテラシー」は事業計画やポジショニング、EC運営体制の考え方。「EC運営リテラシー」は商品企画や販促企画、認知拡大など。この戦略と運営の間にあるのが、「EC管理リテラシー」です。今回の動画では「EC管理リテラシー」における、「内部・外部情報管理」「ECスケジュール管理」「ECマーケティング定例会議」の3つについて、その考え方と具体策をお話ししています。

内部と外部の情報管理

 まずは「内部・外部情報管理」です。こちらはいかにして情報を収集し、マーケティングに役立て、施策化していくか。その一連の流れを紹介しています。

 内部情報管理は、ECサイトから取れる情報を含め、社内の情報を活用する考え方です。ECチームの場合、EC運営上の情報は自分たちの意識で取得できますが、社内の情報となると新しい仕組みが必要になります。実際にどのような情報をどこから取ってくるかも含めて動画では解説しています。

 外部情報管理は、自社のECサイトそして社内ではない、市場や競合他店の情報に目をつけ、それをマーケティングに活用していく考え方です。Amazonや楽天市場のサイトのどこに目をつけるか、競合ネットショップのレビューを自社の施策化するにはどうすればいいか、などをお伝えしています。

 ECは「比較のビジネス」です。お客様は必ずいくつかのサイト、いくつかの商品ページを比較して購入を決めています。もし自社と商品が比較されるとしたらどこを比較されるのか、どこならば競合ネットショップに勝てるのか、これを常に考えなくてはいけません。ECMJコラムでしばしば出てくる「選択動機」ですね。

ECスケジュール管理とECマーケティング定例会議

 「ECスケジュール管理」では、EC事業におけるスケジュール作成のポイントについて紹介しています。このレクチャーでは、実際にECスケジュールを作成し、スケジュール(具体策)を検討すると同時に、月次のデータとの因果関係の紐づけをおこなう考え方にも触れています。

 多くの会社が、EC独自のスケジュールをいまだ作成していないかもしれません。また、ECのスケジュールを作成しても、そのスケジュールどおりの行動が管理できていないかもしれません。インターネット上の「商機」は一瞬です。商機を逃さないスケジュールづくりと管理システムが必要になります。

 最後に「ECマーケティング定例会議」にも触れました。ECマーケティングの定例会議はEC事業を着実に進捗させるためのマイルストーンです。自社の目標への進捗や方針を事実と実績から確認し、修正をするのが定例会議の役目です。

 ECマーケティングの定例会議をおこなっていない、もしくは定例化が徹底されていないと、必ずEC事業自体がおざなりになります。EC事業を成長させるために、定例会議の優先順位を高めて必ず開催する(必ず出席する)ルールを作成してください。

割引チケットをご提供します

 上記、「EC管理リテラシーを学んで、売上につながる運営サイクルをつくろう!」で詳細をお話ししています。2時間半という長編です。お問い合わせフォームから直接ご連絡いただいた方には、動画の割引チケットをご提供します。興味がある方はぜひご連絡くださいませ!

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。