健康管理は「握力」でわかる?歩くだけでは守れない体調管理の話【no.2248】
12月も半ばに入り、寒さとともに体調を崩しやすい時期になりました。インフルエンザが流行し、少し前はコロナが再び広がり、そして忘年会の予定も増える。多くの人と接する機会が増えるこの季節は、どうしても体調管理が難しくなります。
特にECMJのコンサルタントのように稼働そのものが提供価値になる仕事では、体調を崩すことは直接的な「価値提供の停止」につながってしまいます。顧客との定例ミーティングはサービスの中心であり、そこで最高のパフォーマンスを出すことが何より重要です。だからこそ私自身、「ミーティングには万全の体調で臨む」というルールを徹底しています。
*「飲み会の後に歩いて帰る」という方法
しかし、12月はそのルールを守りづらい月でもあります。朝は寒くてウォーキングに出づらくなり、夜は忘年会が入りスポーツジムにも行けない。健康維持のための時間は減り、それに反して体調を崩す要因が増えていく時期です。そこで私は、ひとつの工夫を取り入れました。
「飲み会の後に歩いて帰る」という方法です。
朝のウォーキングが難しいなら夜に歩けばいい。ジムに行けないなら代わりに歩けばいいのです。そんな単純な発想から始めたのですが、実際にやってみると非常に良い効果があります。歩くことで運動になるのはもちろん、食事やお酒の消化にもつながります。長時間歩きながら思考を整理する時間にもなる。まさに一石三鳥です。
私がよく食事をするエリアは上野・浅草エリア、大手町・神保町エリア、新宿・渋谷エリアなど、場所によりますが帰宅までに1時間半〜2時間ほど歩くことになります。渋谷から3時間をかけて歩いた日もありましたが、それは気分が乗っていた時の話で、普段は2時間程度が平均になります。なかなかの運動ではないでしょうか。
*「握力」は単なる手の力ではない
しかし、この話をプロトレーナーの知人にした時、意外な指摘を受けました。「石田さん、たぶん握力が落ちていますよ」と。トレーナーの方に「手を思い切り握ってみてください」と言われ、力いっぱい握ったつもりが、たしかに思ったほど力が入らなかったのです。
そこで言われたのが、「有酸素運動ばかりを続けていると、握力が落ちることがよくある」「握力は単なる手の力ではなく、体のエネルギー状態を示す重要な指標である」ということでした。
その後、自分でも調べてみたのですが、握力というのは単なる筋力ではなく、健康寿命、生命力、全身の体力状態と相関があるという研究が複数存在しています。皆さんも、「握力を測る理由」などで検索をしてみてください。下半身中心の運動だけでは、健康維持の観点で片手落ちになるということのようなのです。そこで私はすぐにAmazonで握力トレーニング用のボールを購入し、今ではウォーキングの際に両手で握りながら歩くようにしました。効果のほどは、まだわかりませんのでしばらく継続してみます。
寒い季節、人との接触が増える季節、生活リズムが乱れる季節。これらが重なる12月は、体調を崩す要因が多く潜んでいます。仕事での価値提供の質を担保するため、そして年末年始を元気に乗り越えるために、私が取り組んでいる「歩く」+「握力」という、体調管理の紹介でした。ぜひ参考にされてください。
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