ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

ネットショップの集客戦略「いかにして新しいお客様に知ってもらうか」【no.1378】

ネットショップの集客戦略についてまとめていきます。

他のどんなビジネスとも同様、ネットショップも「いかにして新しいお客様に知ってもらうか」は一番の課題です。ここに悩まれていない中小の事業者はいないと思います。ネットショップの集客戦略を考える上で、まず知っておきたいのは「3つの集客方法」です。

*ネットの集客は3つの方法に集約される。

ネットショップだけではなくインターネットを活用して新しい販路を拡大しようと考えている事業者は多いかと思います。インターネット上から自社の存在をお客様に知ってもらうとき、その集客手段は3つの方法に集約されます。

3つの集客とは「インターネット広告」「検索」「メディア」です。時代やトレンドで様々な集客手段や集客ツールがあらわれますが、どの方法もこの3つの集客のどれかに入ります。

*インターネット広告という方法。

インターネット広告を使って新しいお客様にネットショップの存在を知ってもらうということは、お金を使ってネットショップの存在を知ってもらうことと同義です。

リスティング広告、アフィリエイト広告、リターゲティング広告、ディスプレイ広告、動画広告、facebook広告・・名前を聞いたこともない新しい広告が次々とあらわれていますが、お金を使ってお客様にネットショップの存在を知ってもらう方法ということは一緒です。

目新しさや話題性に流されるのではなく、「お金を使って新規顧客を集める」方法だとすぐに判断できるのが理想です。あとはネットショップの商材やサービス、対象顧客に対してどのインターネット広告が向いているかという話です。

*検索という方法。

インターネットの検索エンジンでお客様がキーワード検索をした際、検索結果にネットショップへのリンクがあらわれそこをお客様がクリックした結果、ネットショップの存在を知ってもらうことができます。GoogleやYahoo!の検索エンジンだけではなく、楽天市場やYahoo!ショッピングの検索結果からの導線も検索での集客手段です。

検索にヒットするためのポイントは質と量です。ネットショップの商材やサービスに関わるキーワード、課題解決や用途・目的に関わるキーワードがサイトに含まれていることの質、ネットショップのコンテンツ数や商品数に関わる量が検索からの導線を引き上げていきます。

ネットショップの場合、「情報を増やす」か「商品を増やす」かどちらかの方法で集客力をアップさせていきます。どちらを優先するかは商材によります。

*メディアという方法。

メディアに取り上げられたり、メディアで情報を拡散されたりすることでネットショップの存在を新しいお客様に知ってもらうことができます。ここで覚えておきたいのは、メディアには二種類があることです。

ひとつはYahoo!JAPANやスマートニュースなどの法人の運営しているメディアです。ニュースサイトに取り上げられることで新しいお客様にネットショップの存在を知ってもらうことができます。もうひとつはSNSです。フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのソーシャルメディアで個人が拡散することによって新しいお客様にネットショップの存在を知ってもらうことができます。

メディアの拡散力は凄まじいものがあります。一度加速がつくと、情報の広がりは計り知れません。ただ、あくまで「拡散をする」相手があってのことです。「インターネット広告」や「検索」に比べると、他力本願な方法ともいえます。

つづきはこちら。

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 8.Eコマースの集客

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。