SEO対策?ん?ネットのマーケティング戦略じゃなくて?その七【no.1461】

 SEO対策・・って果たして何なのでしょうか?の第七回です。

 前回は、現在のマーケティング戦略の中心になっているのは「コンテンツ」の作成・追加・改善であること、「外部対策=被リンク対策」も結局は「コンテンツ」的改善にいきつくこと、「構造」的改善には合格点があり最終的には「コンテンツ」的改善の勝負になること、SEO対策というより「伝える」というマーケティング戦略がメインであること、これらを説明しました。

*アクセス対策・・だけでは終わらない「コンテンツ」的改善

 ご存知のとおりSEO対策とは「検索エンジンが好むWEBサイトを作ることによって、検索のできるだけ上位に表示させやすくすること」です。もっと端的にいえば、WEBサイトのアクセス対策です。自社の存在、自社のWEBサイトの存在をしらないユーザーに対して、その認知を拡大するための施策です。

 現在のマーケティング戦略の中心である「コンテンツ」的な改善も同じアクセス対策をその効果としますが、単なる「ユーザーの認知」とはその性質が異なります。アクセス対策に合わせて、より自社のサービスの理解が深まったり、興味を持ってもらうことができたりするのです。「コンテンツ」的改善に力を入れることで、より「深い」ユーザーにリーチすることができます。

*「コンテンツ」的改善の効果は新規対策だけではない

 「コンテンツ」的改善の効果は、「外部対策=被リンク対策」・「構造」的な改善とはその質が異なります。後者のふたつはあくまで検索結果においてユーザーの「目に留まりやすくする」ことを目的としていますが、前者が目的にしているのは「目に留まりやすくする」だけではなく「伝える」ということです。

 「自社で解決できる課題をインターネット上で探している自社のことを知らないユーザー」に対して情報発信、結果として検索対策をするだけではなく、自社のサービスや取り組み、考え方、人材の魅力などをコンテンツとして「伝える」ことで「新規顧客」だけではない「既存顧客」からの信頼もより強固なものになるでしょう。

*「コンテンツ」的改善=「情報発信」で得られるもの

 「私たちはお客様から信頼される企業を目指します」などと、WEBサイトのトップページの目立つ場所に掲示し、それ以降WEBサイトの更新はおこなわない・・本当に「信頼されている企業」なのかもしれませんが、標語を書くだけならばどの会社でもできます。問題は「徹底」されているかです。そして、その標語が徹底されているかをインターネット上でお客様に「伝える」ためには、情報発信を続けるしかありません。自分たちが「いかにお客様の信頼に誠実か」を伝えるためには、その姿勢を伝えるしかないわけです。

 情報発信をすることによって得られるものは「新規顧客へのリーチ」や「既存顧客からの信頼度アップ」だけではありません。「自社の魅力は何か」「サービスの特徴は何か」「どう伝えれば新規顧客が理解してくれるか」などを考えることによって、自社のスタッフ(社員、アルバイト、場合により経営陣)のレベルが上がるのです。情報発信をするためには自社だけでなく外も見なくてはいけません。外を見ることで「違い」がわかるわけです。

 また、情報発信を強化することが採用力のアップにもつながります。前述したとおり「標語を書く」だけならば誰でもできます。いかに「徹底」しているかを伝えることにより、既存顧客の信頼度アップはもちろん、新規採用者に社内文化をアピールすることもできます。情報発信の質と量がしっかりしているほど求職者が安心できますし、会社への興味を強めることにもつながるわけです。「情報発信しているコンテンツをみて応募した」という意欲的な方もくるはずです。

 つづく。