ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

実際、ECMJコラムを毎日読んでくれている人はいるのか?【no.1529】

 セミナーや講演などで「毎日コラムを更新しているので良かったら読んでみてくださいね」という話をしている。セミナーや講演でなくても、会った方には「僕も毎日コラムやってるんで、お時間あるとき覗いてみてください」みたいなことをいっている。

 ECMJコラム自体もう4年以上も続けているし、私にとっては日課のひとつみたいな感じになってしまっている部分もあるのだが、「なぜ1,500文字を書くんですか?」と「毎日やるのはなぜですか?」という質問をいただくことがよくある。

*コンテンツマーケティングとオウンドメディア

 ECMJコラムでも何度か書かせてもらっているのだけれど、このコラムを書き始めたきっかけはコンテンツマーケティングとオウンドメディアについて知ったからだ。コンテンツマーケティングとオウンドメディアについての細かい説明はここでは触れないけれども、自社のWEBサイトでの情報発信を強めていくのが大切だということを知った。

 ECMJの顧問先でもコンテンツマーケティングとオウンドメディアに積極的に取り組んでいる会社さんがある。インターネットの活用というとBtoCのイメージが強いけれど、BtoBのビジネスもインターネットを活用する時代に入ってきている。コンテンツマーケティングとオウンドメディアはBtoCとBtoBの両方にとって有効な手段になる。ECマーケティング人財育成はBtoBの会社ですしね。

 ただもともとはコンテンツマーケティングとオウンドメディアの実践として始めたECMJコラムではあるのだけれども、いまではひとつの習慣になってしまった。カッコよくいえば「違い」にもなっているかもしれない。

*1,500文字を書く理由と毎日書く理由

 先の質問の話に戻ります。

 まず1,500文字を書く理由は1,500文字を書くと決めているから。これは1,000文字でも800文字でも2,000文字でも良かったのですが、なんとなく1,500文字と「決めた」だけです。この「決める」ということが大切だと思っていて、決めていないとモチベーションが高いうちは2,000文字とか3,000文字とか簡単に書けるのだけれども、モチベーションが下がると800文字、600文字、400文字と減っていってしまう。このパターンは避けたいと思ったので「1,500文字書こう」と「決めた」。それだけです。

 あとコラムを毎日更新する(書く)理由。去年の夏から毎週平日の5日間だけの更新になってしまったので、365日毎日更新は途絶えてしまったのだけれども、これも「毎日(平日)更新する」と「決めた」からです。これも週4回でも週3回でもいいとは思うんですが、決めていないとズルズルと更新頻度が下がっていってしまう。確実に続けるためには「決めておく」ということが大切だと思うんですね。いずれ変更の可能性があるにしても。

*実際にECMJコラムを毎日読んでくれている人がいるか

 じゃあ、毎日1,500文字の文章を書いて、毎日コラムを更新して、それを毎日読んでくれている読者の方がいるかというと、いないと思います。「俺は毎日読んでるぞ!」という方がいたら非常にうれしいのでWEBサイトのお問合せページからご連絡ください。ECMJコラムについて語らいながら飲みましょう。もちろんお代は弊社で負担させてもらいます。

 まあ、実際に毎日欠かさずECMJコラムを開いている人はいないと思うんですよ。ただこれだけ続けていると「ECMJコラムが毎日更新されていることを知っている人」はたくさんいるのではないかと思います。これが大切なんですよね。「毎日更新されている」という暗黙の理解が、前述したカッコよく言うところの「違い」になっているのではないかと思うんですね。

 たまに「毎日更新でなくても、回数減らしてガッツリしたやつを書いた方がいいよ」というアドバイスをくれる方がいます。Googleの検索対策としてもそちらを推奨している部分もあるので正しい意見です。そうなのですが、「毎日更新する」方が大変じゃないですか?大変だからこそ「違い」になる気がするのです。

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。