親孝行は、一緒に食事ができ、会話も楽しめる間にぜひ【no.1579】

 親孝行をすること、家族を大切にすること、親戚に会いにいくこと。社会人として現役真っ只中の人が多いから時間をとるのは簡単ではないかもしれない。ただ「時間がない」と言っている間に時間は経っていってしまう。私が言うようなことでもないと思うのだが、みなさん親孝行できていますか?

*道経会で教えてもらったこと

 以前、日本道経会の「道経一体講座」に参加させてもらったことがあった。三泊四日、合宿施設にカンズメになり道徳と経済について学んでいくのだ。

 先に紹介しておくと、日本道経会は「モラロジー」を学ぶための一般社団法人である。「モラロジー」とは「モラル(道徳)」と「~学」を意味する「ロジー」を合わせたもので、日本語に訳すと「道徳学」というそのもの。元ECMJ取締役で元ダイヤモンド社社長の故・岩佐豊氏(岩佐さん連日登場)が顧問をされていたこともあり、私も若手の会の「互敬塾」に参加してもらっている。私自身「道徳」とか「人間性を高める」とか「徳を積む」とか、そういった話が好きなのだ。なぜなら、人間性が低いので・・汗

 「道経一体講座」は日本道経会の年間イベントの中でももっともボリュームの厚い企画で、千葉県柏市の合宿施設に泊まり込んで「道徳と経済(メインは道徳)」について考えつくす。そこで講師の先生方がおっしゃっていたのは「親、祖先に感謝しよう」ということだ。

*当たり前だからこそ、ないがしろにしてしまうこと

 「親、祖先に感謝しよう」。子どものころから学校の先生や年長者の方にいわれている「当たり前」のことではあるが、当たり前だからこそ「いつでもできること」としてないがしろにしてしまっている部分がある。もちろん諸事情により親孝行ができない人もいるし、家族や親戚との縁が切れてしまった人もいると思う。自分が「感謝できる」状態にあるのならば、行動をもって「親、祖先に感謝」の意を評していきたい。

 いまの自分があるのはいわずもがな親がいるからだ。いまどのような状態にあったとしても自分という存在は生物学的にも両親がいなければありえない。また満足しているか満足していないかは別として、自分というアイデンティティをつくってくれたのは一番身近にいた親であるはずだと思う。もしかしたら不満ばかりが先に立つこともあるかもしれないが、親からいただいた良い部分も気づかないだけでたくさんあると思う。

 インターネットの仕事をしている人、ネットショップの運営をしている人、デジタルに取り組んでいる経営者の皆さんは現役バリバリで多忙を極めていると思うのだが、時間を縫って親孝行をしてもらいたい。たまたま読んでくれたこのECMJコラムを言い訳にして。

*私の場合の親孝行、家族親戚孝行

 自分の行動を自分で「孝行」と評価するのは間違っているとは思うが、親や家族や親戚との時間をできるだけ大切にしている方だとは思う。

 私の両親は車で1時間ほどのところに住んでいるので1ヵ月に1回か2回は家族(奥さんと息子)3人で泊まりにいく。奥さんの両親は自宅から5分のところに住んでいて、平日はほぼ毎日私の自宅にきてくれている。また私の場合、父親方の祖母が福島県の郡山で施設に入っているので春と秋の年2回、これも家族3人で会いに行くようにしている。その際は父方の伯母の家に泊めてもらっていて、従姉妹や姪っ子が遊びにきてくれる。こんな感じ。

 人にはそれぞれ事情があるので上手にはいかない部分が多いと思うのだが、一緒に食事ができ会話を楽しめるうちにたくさん親孝行するのが良いのではないだろうか。自分が意識をしていないだけで親にはたくさんのものをもらっているはずだから。自分が親になって本当にわかった。

 釈迦に説法ですが。