著者:石田 麻琴

実店舗ビジネスでの顧客DB(データベース)項目。【no.1633】

 Eコマースビジネスの良いところのひとつは「商品を配送する」という仕事が含まれているため、もしくはサービス利用のため会員登録してもらうことにより「顧客リスト」が自然に出来上がっていくことがあるんですね。

 これがリアルのビジネスだとお客様の個人情報をどこで伺うかということが簡単ではない部分になります。リアルの物販、実店舗の事業だと、客単価が低いほど個人情報が得られにくく、客単価が高いほど個人情報が得られやすい傾向があります。家(不動産)とか車なんかはローンが絡むので必然的に顧客リストができていくことになりますよね。

 今回は実店舗ビジネスでの顧客DB(データベース)の項目について紹介をしていきます。以下のような内容を販売工程の中でヒアリングできたら顧客リストが作れますよね、という話です。

*顧客ID

 顧客IDは実店舗側が自社内で設定をする項目です。流入元などの記号をつけた上で通し番号で管理するケースが多いと思います。

*氏

 お客様の苗字ですね。氏と名を分けておくと、後々のDMやメルマガで氏だけを活用することができます。

*名

 お客様の下の名前です。氏と名を分けていても氏は氏だけの使いどころがあっても、名だけの使いどころはあまりなさそうです。

*ふりがな(氏)

 ふりがなは残しておいた方が良さそうです。お客様にご連絡をするときに失礼があってはいけませんからね。

*ふりがな(名)

 下の名前のふりがなも氏のふりがなに比べると使いどころはあまりない気がします。お客様の氏が被ったときに下の名前でご確認をするくらいですかね。

*メールアドレス

 メールマガジンを配信したり、お問い合わせのメールの返信をするためにメールアドレスが必要になります。メールアドレスをサービスのアカウントIDにしてメルアドを入力いただくという方法もありますね。

*電話番号

 実店舗での会員登録や顧客リスト作成であればメールアドレスよりも電話番号の方がヒアリングしやすいかもしれません。あくまでお客様に確認する用の情報として。

*郵便番号、住所、ビルマンション名

 3つの項目を同時に紹介しますが、実際は各々がひとつひとつの項目に分かれてDBには登録されます。氏名と同じように分けて登録をすることによって別で活用することができます。

*路線、最寄り駅

 実店舗に伺ってくれているお客様の範囲。会社からきているのか自宅からきているのかなどを把握するために路線と最寄り駅の情報があれば便利です。

*来店回数、購入回数

 客単価の低い実店舗だとお客様の出入りも多くデータ取得が難しいかもしれません。客単価の高い実店舗であれば来店回数と購入回数を取得できる場合もあります。

*職業、会社名、役職

 自社のイメージしている顧客像に合っているか、もしくは顧客像をもっとクリアなものにするために「どんな方が利用してくれているのか」を知るためのデータになります。会社名を教えてくれるならペルソナがより明確です。

*年齢、性別、家族構成

 この3項目のデータを取得することも顧客像のイメージを固めていく、修正していくことに役立ちます。誕生日や家族構成の詳細の情報があればまた新しい提案のDMを打つことができるはずです。

*紹介者顧客ID

 お客様のことを紹介してくれたお客様の顧客IDを残しておきましょう。お客様を連れてきてくれるお客様が最高のお客様です。

*備考

 その他、特筆する情報があれば備考欄に記しておきましょう。

 以上、実店舗の顧客リストの項目を紹介しました。特に「お客様からの紹介」が強い高単価のリアルビジネスをやられている事業者さんはぜひこのデータベースの項目を活用してみてください。