ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

コラム執筆もSNS運用も。継続のコツって何だろう?【no.1966】

 コラム執筆もSNS運用も。継続のコツって何だろう?

「継続のコツは?」なんてことをよく聞かれます

 いまみなさんに読んでいただいているECMJコラム。日々更新しているので、継続するのが得意な人間だと思われているのでしょう。こういったコラムやSNSの発信を「継続できない」と悩んでいる方が多い気がします。

 本日のコラムは「継続のコツ」について。

 わたし自身、元々コツコツ継続することが得意な方ではあります。ただ、逆にいえば「変化を好まない」性格でもあります。なので、継続が得意なことが良いのか悪いのか、正直わかりません。世の中的には「継続」は良いこととして評価されています。必ずしも?という部分も頭の片隅におきつつ、「継続のコツ」について聞いてください。

 ひとつは「時間を決める」です。ECMJコラムの中でも折々で登場している時間管理術の話。その中のひとつが「あらかじめ時間を決めておくこと」です。たとえばECMJコラムを書くという仕事(これは仕事なのか?)をあらかじめ設定しておく。そうすれば、その時間にコラムを書けばいいだけなのです。予定を決めておかないと「時間があるとき、思いついたとき」にやるようになる。これでは継続は難しいですよね。

重要なポイントは適度に「ヒマ」であること

 あとは「ノッているときにまとめてやってしまう」です。人って不思議なもので、やりだすとどんどんやりたくなってくるんですよね。一度エンジンがかかれば必要以上に進むことができる。特に「コラムを書く」なんて億劫でたまらないものじゃないですか。一度エンジンがかかったら継続できるところまで継続することがポイントです。気分がノッているときに2本3本と書いてしまうことがほとんどです。

 ただ、ノッているときがあれば、エンジンがかからないときもあります。「明日でもいいか」になることがわたしだってないわけではありません。そのために、「前倒しで仕事を終わらせておく」ことを心がけています。仕事が前倒しで終わっていれば、「明日も期限ではない状態」を保つことができますよね。明日が期限もしくは今日が期限だとしたら、「明日でもいいか」は言っていられません。

 そう考えると、重要なポイントというのは適度に「ヒマ」であること。緊急度の高い仕事に囲まれていたら、コラムの執筆とかSNSの運用のような「大切だけどいますぐ結果が出るわけではないこと」に時間を使えません。緊急度の高い仕事をいかに減らすか。いかに緊急度の高い状態にさせないか。それが、「継続のコツ」なのではないでしょうか。だって、緊急度の高いことは嫌でも継続するじゃないですか。ただ本当に継続したいことって、緊急度が低いことですよね。

結果ではなくプロセスを楽しめるようにする

 ということで、わたしなりの「継続のコツ」について紹介をしてきました。もうひとつ、つけ加えたいのが「すぐの成果を期待しない」ってことですね。コラムを書いた、SNSを更新した、そうすればすぐに何かが起こる。そんな期待をしていると、やっぱり継続は難しくなります。ある種、結果ではなくプロセスを楽しめるようになる方が続けられるのかもしれません。

 そう考えると、やっぱり「好きこそ物の上手なれ」というか、自分が好きなこと得意なことを「継続するモノ」として選ぶのがまず大切なのかもしれませんね。わたしは文章を書くことが昔から好きですから。ECMJコラムももう8年ほど継続していますが、到達点は意外とシンプルなところなのかも。

【合わせて読みたい】
実行を継続していれば必ずなにかのカタチになる。【no.1695】
どんな人でも簡単に継続する方法10選〜継続チェックシート付〜(みんチャレさん)

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 2.Eコマースを続ける

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。