ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

ダイエットの効果的な方法を聞いて、恥ずかしくなった理由とは。【no.0328】

 実は、少し太っています。(わざと一人称無し)

 元々はボクサー体系だったんです。体質的に筋肉がつきやすいのと、小学校のころ水泳をやっていたのとで、中学校に入学した時点で「身体ができあがっていた(友人談)」んです。大学生のころ、バスケットボールをやっていたので、体重はある程度抑えられていたのですが、社会人になってから定期的に運動をする機会もなくなり、少しずつブクブクと太ってしまいました。筋肉質の人って、運動しなくなるとすぐ太っちゃうんですよね。(言い訳)。昔のボクサー体系は、いまはすっかりレスラー体系です。まあ、プロレスは好きなので、それでも良いっちゃあ良いのですが。

 もう、この2年間くらい、ほとんど体重は変わっていないのですが、友人・知人に会うと、8割方、最初のひと言で「また太った?」と言われます。まあ、イジっている部分もあると思いますが。で、あまり気にしてはいないものの、全く気にしていないわけではないわけです。少し食べなかったりすると、すぐ3-4キロくらい落ちるので、「まあ、その気になればダイエットなんかすぐできるだろう」と思いつつ、今に至っている節もあったりします。しかし、ふとした瞬間(打ち合わせでホテルを使って、綺麗なトイレに入って、鏡を見た瞬間とか)に、「ムチムチしてて嫌だなぁ」と思ったりするのです。

 先日、久々にあった友人が以前の印象に比べてほっそりしていたので、「どうやって痩せたの?」と聞くと、「他の友人にも聞かれて、どうやって痩せたかをまとめた資料がある、それ送るよ」ということで、ありがたく頂戴しました。その資料を読んで・・

 こんなんだから、ダイエットできないんじゃん!(自分が)

 ということに気が付きました。つまり、「人から『良いダイエットの方法』なんかを聞いてる時点で、本気でダイエットする気ないでしょ」と自分にツッコんだわけなのです。

 友人の資料の内容は確信をついたものでした。あくまで、ひとつの事例として「自分が何を食べているか、運動の頻度はどうか」などを書いた上で、原則として「食事制限」と「体質改善」があり、自分の身体にあった方法を探した方がいいので、大切なのはPDCA(友人の表記だとPDSAの方だった)を回していくことが重要だよ、と。これって弊社のコンサルティングの考えと全く同じなわけです。安易に効率的なダイエット方法を聞き出そうとした自分が恥ずかしくなりました。

 それに、売上をあげるよりも、ダイエットの方が実は難しくないはずです。やはり、売上をあげるためには、市場と競合の関係が絡んできますし、個人だけではない組織をいかに動かせるかも要素として関わってきます。それに対して、ダイエットは「自分だけが」努力すれば実現することができるわけですから。友人が書いているとおり、必要なのは「食事制限」と「体質改善」だけです。そこには市場調査や競合分析などというものはありません。

 極端な話、食べないで運動すれば、絶対に痩せるんですよね。そのアプローチをしている上で、「もっと効率を上げるにはどうすればいいですかね?」という質問をするなら良いと思うのですが、最初から「効果的な方法は何ですか?」を聞いてしまった。これは何の努力もせず「どうやったらネットショップの売上あがりますかね?」と聞いているのと同じです。ということで、私、ひどく反省しております。

 ちなみに、弊社のこのブログ。毎日1,500文字~2,000文字の文章を書いているのですが、これもダイエット同様「自分だけが」努力すれば実現・継続できることだったりします。一文字一文字書いていけば、必ず1,500文字に到達しますし、市場調査も競合分析もありません。なぜ、毎日ブログはできているのに、ダイエットはできないのか。ダイエットを、今年の後半の目標にしたいと思います。まずは、お酒の量を減らすところから。

 おわり。

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ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。