ECMJ(株式会社ECマーケティング人財育成)

ECMJブログ傑作選「WEB改善の勘違い」「気づけば一発で直る」「掃除をすると売上が上がるは本当だ」他【no.0629】

 さて、土曜日なのでブログのまとめです。

 今回も「ECMJブログ傑作選」として、2015年の3月から4月に書いたブログを紹介していきます。

・御社のウェブサイト改善の優先順位、もしかしたら少しズレてるかも【no.0544】

 「ウェブサイトの改善」というと、トップページの改善、バナー・イラストの改善、サイト構成の改善など様々なアプローチがあります。思いつくものをどんどん試して、その成果を検証していくことが原則ではあります。しかし、より成果を近くするには優先順位を見直したいもの。ここは、「興味があるユーザーにもっと興味を持ってもらう」より、「興味のない(ニュートラルな状態の)ユーザーに興味をもってもらう」ことを優先して、アクションプランを組み立てるのが良いのではないでしょうか。

・高校のとき生徒に授業をバカにされた先生がいた。しかしその授業の本質は・・【no.0547】

 高校のときに変わった授業をする先生がいました。授業というよりも、テスト。しかも、そのテストが間違いなく「市販の問題集」をコピーしたもの。(これはこれで非常に問題があるが‥)。授業時間中は、生徒に何かを教えるわけではなく、前半がテスト、後半が答え合わせといった感じ。最初はハイハイと言うことを聞いていた我々でしたが、「あの授業はおかしい!」と同調するようになり、そして最終的にひとつの「事件」にいきつきます。

・100回伝えて直らないことも、自分で「気づけ」ば一発で直ります【no.0548】

 「いつも数字がミスっている、ちゃんと確認してくれ」「このお客さんだけ納期が遅れているじゃないか、チェックしているのか」「報告・連絡・相談は必ずしてください」。などなど、口で言って理解してもらい、明日から行動が変わるならば、こんなに簡単なことはないわけです。いくら言ったって、変わらないものを「どうやって変わってもらうか」、これが仕事です。人から言われたことなど、人は真面目に聞いていません。でも、自分で「気づくことができれば」一発で、変わります。問題は、「どうやって気づいてもらう方に寄せていくか」です。

・スタッフが自ら「気づく」ために重要なのは、経営者の「我慢」です【no.0554】

 「気づく」関連のブログをもう一丁。「気づく」というのは、「知っている」とか「理解している」とか、頭の中にある状態ではありません。「腹の底」にあるということが重要です。人は「腹の底」に落ちていないと行動には結びつきません。自分自身で腹の底から気づくこと、それができれば一発で直ります。そして、経営者に必要なのは「気づくまで我慢する」ことです。怒ったり、罵ったりしても、何も変わりません。

・ミーティングでやることは4つだけ。ただし、徹底して「原因」と「結果」を追及する【no.0557】

 ミーティングでやることは4つだけです。「1つ目、何を実践したか」「2つ目、実践がどう成果に表れているか」「3つ目、わからない成果数値はあるか」「4つ目、次回までに何を実践するか」。この4つを徹底して考え続けることで、事業の成果は必ず上がっていきます。続けることによって、「原因(=施策、アクション、実践)」と「結果(=売上、成果指標、KPI)」の相関性が読めるようになってくるわけです。マーケティング力というのは、広告の知識が豊富なことでも、市場調査に詳しいことでもなく、この「相関性を読む力」ということになります。

・「掃除をすると売上が上がる」は本当なのか?嘘のような誠の話【no.0558】

 「掃除をすると売上が上がる」というのはよく聞く話なのですが、有名なのが「紅虎餃子房」の話です。新規オープンの店を徹底的に掃除する。お客様が「見るはずのない」ところまで、妥協せずに掃除をする。そうすると新規店が軌道にのっていく、そんな話です。私の身近にも「掃除をして売上を上げている」会社があります。掃除が査定になっているのです。この会社の話で面白かったのが、オフィスのデスクに付いている「引き出し」の話でした・・(詳しくはリンク先で)

 つづく。

カテゴリー: 0.ECMJコラムALL, 9.Eコマースこぼれ話

ishida

石田 麻琴 / コンサルタント

株式会社ECマーケティング人財育成・代表取締役。 早稲田大学卒業後、Eコマース事業会社でネットショップ責任者を6年間経験。 BPIA常務理事。協同組合ワイズ総研理事。中小機構販路開拓支援アドバイザー。